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所長からのメッセージ

当事務所の所長が日々感じること等を載せております。

あけましておめでとうございます。令6年1月

税理士法人になりました

関与先の皆様、明けましておめでとうございます。

年の正月は、能登半島地震が発生し、羽田空港での飛行機事故も発生しました。正月早々大変な事がおこりましたが、今年の干支は「辰」ということで、過去にも戦争や政変が起こっているようです。昨年から続くウクライナ戦争やイスラエルとハマスの戦争など世界的な争いが絶えません。

また、今年は選挙の年でもあります。台湾、アメリカ、日本などがありますが、特にアメリカ、台湾の選挙結果には注目があつまることと思います。日本を含めどの政党が政権をとっても、しっかりとした政治をしていただきたいと思います。現在日本はパーティー券問題が出ていますが、防衛、少子化、教育等の問題への長期的・戦略的な対応が必要ですし、そうしていかないと日本の将来が心配です。マスコミが日本の将来のために必要な論議を誘導していってほしいと願っています。芸能問題や政治家個人の問題ばかり追求しても日本の将来にはプラスにはなりません。憲法改正についても世論調査では半分以上が賛成しているにもかかわらず、政治家も本気で改正していこうと思っているのでしょうか。マスコミも憲法改正の是非について議論する場を設けてほしいと思います。今年こそは、その足掛かりを付けてほしいと思います。

辰年のプラス面では、これまで東京スカイツリー開業、青函トンネル・瀬戸大橋開業、東京オリンピック・新幹線開業等、 国家プロジェクトが実現しています。今年はパリオリンピックもありますし、大谷や山本の活躍など日本を元気付けてくれる出来事が多くあることを期待しています。

さて、久しぶりに当事務所のメンバーの写真を掲載しました。上村、酒井のお二人は昨年春に入社した新人です。若い力が加わり、ちくしの未来会計も元気になり皆様方に貢献できるよう、日々研鑽し頑張っていきますので、今年もよろしくお願いします。令和6年が皆様にとって良き1年となりますよう、祈念しております。

税理士法人になりました!

税理士法人になりました

令和3年7月1日、川原孝行税理士事務所は組織変更し「税理士法人ちくしの未来会計」として新しくスタートを切りました。平成19年9月1日に、筑紫野市原田で事務所を開設して今年で15年目を迎えることとなりました。関与先の皆様には、これまで様々な面で大変お世話になってきました。深く感謝申し上げます。

当法人の基本理念は、「感謝・心・貢献」です。
また、TKCの社是でもあります「自利利他」の精神も大切にしております。自利利他という意味は、会計人は関与先、社会、職員のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利、すなわち本当の自分の喜びであり、幸福なのだ、ということであります。
この度、税理士法人化に伴い新たに社員税理士1名が加わったことで、皆様により質の高いサービスを継続して提供できるような体制になりました。今後も、自利利他の精神で、社会の急激な変化にも対応出来るよう、職員一丸となって頑張っていきます。よろしくお願いします。

ところで、「かわはら版」を初めて発行したのは平成21年10月です。原則2カ月に1回発行し今回で64号となりました。法人化後も引き続き発行していきますので、今後もご愛読よろしくお願いします。これからも、関与先の経営にお役に立つもの、元気が出るもの、ほのぼのとしたもの等々、様々な情報を発信していきたいと思います。
最後に、法人の事務所は、平成29年8月末に自宅横に移転し現在に至っております。住宅街にありますので、お近くにお越しの際には、遠慮なくお立ち寄りください。お待ちしております。


「日本のこころの教育」の大切さを痛感しました

「日本のこころの教育」の大切さを痛感しました

12月といえば、事業者の方は年末調整事務が入ってくるなど、何かと忙しい日々を過ごしていることと存じます。飲み過ぎないように気を付けて、元気で新年を迎えたいものです。
ところで、事務所では毎月月刊誌「致知」を利用し、「木鶏会」という読書感想の発表会みたいなものを実施しております。これは、元々致知出版で勧めている「人を育てるための勉強会」みたいなものです。
11月は、目先を変えて全員でDVD「日本のこころの教育」を鑑賞しました。このDVDは、講師は境野勝悟氏で、青森県の麗澤瑞浪高校で行われた講演会を収録したものです。その内容は、①「今日は・さよなら」の意味は、②国旗「日の丸」とは、③「父(トト)・母(カカ)」のこと、④生徒の質問を受けて「君が代」の「君」とは誰を指しているのか、といったことについて講演したものです。具体的な内容は、致知出版から同名の本が出ていますので、ぜひ購入して読んでいただければと思います。
①~③の根本には、日本人は昔から「太陽」の恵みに感謝し、太陽のように丸く、明るく、元気に、豊かに生きていく、という民族であったことがあります。私も、子供の頃は親や近所の方から「悪いことをすると天道様が見ているよ。」と言われた記憶があります。この頃はあまり聞ききませんが、我々大人も子供に対しそういった発言はしていないように思います。しかし、今回の講演を聞いてみて、この言葉は大人子供に限らず重要な意味をもった言葉であったのだ、と感じました。
④の「君」は誰を指しているのか、については、入学式や卒業式で君が代を歌わない学校があると聞きますが、それは「天皇陛下を指しているからだ」として歌わないのであれば、それは間違って「君」を捉えていることになる、ということでした。私たち日本人のこころの原点は、常に「太陽からエネルギーをもらって生きているのだ。」ということにあったことが分かりました。


事務所開設10周年パーティー開催

事務所開設10周年パーティー開催

朝夕は随分涼しくなってきましたが、皆様にはお変わりありませんか。昔から、お盆を過ぎると暑さも和らぐ、と聞きますが、地球温暖化の影響からか、中々涼しくならないような感じがします。

9月4日(日)に、筑紫野市の大丸別荘で事務所開設10周年パーティーを開催することができました。これも、職員はじめ関与先の皆様方など、多くの方に支えられてきたお蔭だと心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

パーティー開催前には、台風12号が九州に接近しているため開催するかどうかかなり迷いましたが、講演予定の宮田様から、「前泊してもいいですよ。」との申し出があり、思い切って決行することにしました。結果的には、台風の影響はほとんどなかったのですが、今考えてもあのような状況の中で実施出来たのは奇跡に近いものでした。

宮田様の講演では、「中今を生きる」という言葉をいただきましたが、その意味を簡単に説明すれば、人間は永久に続いている命の繋がりの中の「今」を生きている、別な言葉では過去から現在、現在から未来に繋ぐ「命のリレー」ということです。したがって、私たちは、毎日毎日を大切にして生きていき、後世に引き継がないといけない、ということになります。

当事務所も、平成19年9月に開設し今年で10年目に入りました。関与先に安心してもらうためには事務所がこれからも続いていく必要があります。その意味では、事務所も「中今を生きている」ことになります。

世界では、IT(情報技術)やAI(人工知能)の進歩が目覚ましく、その中で企業はもちろん税理士事務所も生き残っていかねばなりません。そのためには、確固たる意志を持ちながら、戦略を立て、新しいことに挑戦し、勉強し続けることが必要と思います。

当事務所も頑張ります。共に発展していきましょう。


基本行動10箇条を策定しました。

これまで事務所は、基本理念として「感謝」「心」「貢献」を掲げて事業を展開してきましたが、より発展していくために、基本行動10箇条を制定しました。

  1. 生かされていることに感謝、一日一日を真剣に生きます。
  2. 挨拶は人間関係の第一歩、明るく爽やかに大きな声で挨拶します。
  3. 素直な気持ちこそが成長の秘訣、何事にも謙虚な姿勢で臨みます。
  4. サービスの根幹はスピード、取り掛かりは素早く、積極的に対応します。
  5. 「閾値」を超えるため、何事に対しても初期投資を徹底して行います。
  6. 会計人として独立性に徹し、法令を守り、プロ意識に徹します。
  7. 絶えず企業の立場に立って考え、予測を上回る対応をします。
  8. 人生はコンクール、時間とお金と努力を惜しまず、小さなことでも一番を目指します。
  9. 関与先のために全力を尽くし、お互いに成長発展します。
  10. 地域に根付き、適正な利益を確保しながら地域No1の事務所を目指します。


私の好きな言葉「六中観」について

私は「六中観」という言葉が座右の銘といえます。「死中活有・苦中楽有・忙中閑有・壺中天有・腹中書有・意中人有」という言葉です。この言葉は、多くの政財界人を指導した陽明学・漢学者の安岡正篤先生が作られた(集めた?)言葉であります。
意味を簡単に説明します。

「死中活有」
・・
どうにもこうにも動きがとれなくなったところに、はじめて本当に活きる道が見出せるということです。死んだ気になって腹をくくればどうにかなる、とも言えます。

「苦中楽有」
・・苦とか楽というものは相対的なものだ。苦の中に楽があり、楽の中に苦があるというところです。

「忙中閑有」
これはよく知られている言葉ですが、忙の中の閑でないと本物ではないと言えます。

「壺中天有」
この言葉は耳慣れないかもしれません。これは別天地とか別世界とも言われておりますが、「後漢書」に出ている故事だそうで、俗世間に生きていても、その中に自分だけの世界、別世界を持つことが大切である。また、それを求めていくことが大切であるということです。

「腹中書有」
・・腹の中に書があるように、信念・哲学を持って行動していくことが大切である。「座右の書」があるかともいえます。

「意中人有」
・・これは、意中の人がいるか、ということではなく、事業を起こす際や人事を行う場合などに、いつもこれぞという人を持っている必要があるということです。

私は、現在税理士として独立してまだあまり経っておりませんが、中小企業の皆様のお役に立つこと、地域社会に貢献することを目指し、もっか事務所の能力向上に努めております。
どうか、皆様もこんな厳しい経済状況ではありますが、「死中活有」でやっていっていただきたいと願っております。