経営アドバイス・コーナー

所長からのメッセージ

当事務所の所長が日々感じること等を載せております。

     

新元号「令和」がスタートしました!

新緑が目に鮮やかな季節で、さらに今年は10連休がありましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 私は、連休には有田の陶器市に行ってきました。あいにく雨模様で人出はあまり多くはなかったようです。その日は、アリタセラ(旧、有田陶器卸団地)の中の店舗をホテルに改造した「アリタハウス」に宿泊しました。ホテルの横には若者向きのシャレた店舗も入っていました。お客も若者が多かったようです。随分前に卸団地に行きましたので、すっかり様変わりしていたのに驚きました。陶器の業界は大変厳しい状況ですが、世の中の変化に敏感になり業界全体が変わっていくことで、素晴しい文化を継続していってほしいと思います。
 5月1日は、新天皇陛下が即位され元号も「平成」から「令和」となりました。天皇陛下は皇位継承の儀式で「自己の研鑚に励む」というお言葉を述べられたことが印象に残りました。日本人が、同じような気持ちで社会に立ち向かえば世界における日本の存在感が増すのではないでしょうか。
 また、太宰府で「令和」の人文字を描いたことが新聞に載っていましたが、これは関与先であるA-zo㈱の曽川社長の発案だったそうで記憶に残る行事になりました。  
 ところで、平成の30年間は、ベルリンの壁崩壊から始まりバブル崩壊、東北大震災、熊本地震などの大きな災害や湾岸戦争、サリン事件、アメリカ同時多発テロなど世界を揺るがすような事がありました。今後は地球温暖化に伴う異常気象が多発するのではないかといった不安や、中国とアメリカの対立、EU諸国の分裂、不安定な中東情勢など、令和の世の中がどのようになっていくのか不安があります。私たちの次の世代以降が、幸せな人生を送ることが出来るよう祈らずにはおられません。令和のスタートと共に、これからの世界が平和であることを切に願っております。

「かわはら版」が50号となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。随分暖かくなってきましたが、今年は東日本は寒く、西日本は暖かい冬だったようですね。私の家の恒例行事として、春先の「菜の花取り」があります。柔らかい菜の花を湯がいてポン酢で食べるのが美味しく、体の中に緑素がそのまま入っていくようで健康にも良いのではないかと思っております。
 ところで、当事務所では関与先への情報提供等のために「かわはら版」を発行してきましたが、今月号で50回目という節目を迎えました。1号は21年10月に発行しておりますので、10年前になります。原則は2ヵ月に1回の発行ですが、臨時号等があり10年目となりました。月日の経つのが早く感じるのと、1号から発行し続けると50回、100回と重なっていくものだ、と改めて実感しております。大リーグのイチロー選手が4000本安打を達成した時、「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへいく、ただ一つの道だ」と言ったそうですが、4000という数字は、イチロー選手の偉大さが分かります。
 これまでの中には、8号「東日本大震災」、23号「消費増税スタート」というのがあり当時を思い出します。変わったところでは「NHK朝ドラは素晴しい」とあります。当時は「あさが来た」でした。現在は「まんぷく」があっており、チキンラーメンが売れているようです。36号は「10周年に感謝」ですが、背伸びして大丸別荘で祝賀会をしました。多くの方に祝っていただきありがとうございました。最近では48号の「事務所の10年後?」があります。昨年の事務所セミナーで取り上げた内容で、事業している方は10・20年といった長期スパンで考えてみることも大切ではないかと思います。
 これからも「かわはら版」を続け、100・150号と積み上げていくことが出来たら幸せであります。そのためには、今後とも皆様方と共に発展していかなければなりません。よろしくお願いします。

「日本のこころの教育」の大切さを痛感しました

12月といえば、事業者の方は年末調整事務が入ってくるなど、何かと忙しい日々を過ごしていることと存じます。飲み過ぎないように気を付けて、元気で新年を迎えたいものです。
 ところで、事務所では毎月月刊誌「致知」を利用し、「木鶏会」という読書感想の発表会みたいなものを実施しております。これは、元々致知出版で勧めている「人を育てるための勉強会」みたいなものです。
 11月は、目先を変えて全員でDVD「日本のこころの教育」を鑑賞しました。このDVDは、講師は境野勝悟氏で、青森県の麗澤瑞浪高校で行われた講演会を収録したものです。その内容は、①「今日は・さよなら」の意味は、②国旗「日の丸」とは、③「父(トト)・母(カカ)」のこと、④生徒の質問を受けて「君が代」の「君」とは誰を指しているのか、といったことについて講演したものです。具体的な内容は、致知出版から同名の本が出ていますので、ぜひ購入して読んでいただければと思います。
 ①~③の根本には、日本人は昔から「太陽」の恵みに感謝し、太陽のように丸く、明るく、元気に、豊かに生きていく、という民族であったことがあります。私も、子供の頃は親や近所の方から「悪いことをすると天道様が見ているよ。」と言われた記憶があります。この頃はあまり聞ききませんが、我々大人も子供に対しそういった発言はしていないように思います。しかし、今回の講演を聞いてみて、この言葉は大人子供に限らず重要な意味をもった言葉であったのだ、と感じました。
 ④の「君」は誰を指しているのか、については、入学式や卒業式で君が代を歌わない学校があると聞きますが、それは「天皇陛下を指しているからだ」として歌わないのであれば、それは間違って「君」を捉えていることになる、ということでした。私たち日本人のこころの原点は、常に「太陽からエネルギーをもらって生きているのだ。」ということにあったことが分かりました。

事務所開設10周年パーティー開催

 朝夕は随分涼しくなってきましたが、皆様にはお変わりありませんか。昔から、お盆を過ぎると暑さも和らぐ、と聞きますが、地球温暖化の影響からか、中々涼しくならないような感じがします。

 9月4日(日)に、筑紫野市の大丸別荘で事務所開設10周年パーティーを開催することができました。これも、職員はじめ関与先の皆様方など、多くの方に支えられてきたお蔭だと心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 パーティー開催前には、台風12号が九州に接近しているため開催するかどうかかなり迷いましたが、講演予定の宮田様から、「前泊してもいいですよ。」との申し出があり、思い切って決行することにしました。結果的には、台風の影響はほとんどなかったのですが、今考えてもあのような状況の中で実施出来たのは奇跡に近いものでした。

 宮田様の講演では、「中今を生きる」という言葉をいただきましたが、その意味を簡単に説明すれば、人間は永久に続いている命の繋がりの中の「今」を生きている、別な言葉では過去から現在、現在から未来に繋ぐ「命のリレー」ということです。したがって、私たちは、毎日毎日を大切にして生きていき、後世に引き継がないといけない、ということになります。

 当事務所も、平成19年9月に開設し今年で10年目に入りました。関与先に安心してもらうためには事務所がこれからも続いていく必要があります。その意味では、事務所も「中今を生きている」ことになります。

 世界では、IT(情報技術)やAI(人工知能)の進歩が目覚ましく、その中で企業はもちろん税理士事務所も生き残っていかねばなりません。そのためには、確固たる意志を持ちながら、戦略を立て、新しいことに挑戦し、勉強し続けることが必要と思います。

 当事務所も頑張ります。共に発展していきましょう。

 基本行動10箇条を策定しました。

これまで事務所は、基本理念として「感謝」「心」「貢献」を掲げて事業を展開してきましたが、より発展していくために、基本行動10箇条を制定しました。
1 生かされていることに感謝、一日一日を真剣に生きます。
2 挨拶は人間関係の第一歩、明るく爽やかに大きな声で挨拶します。
3 素直な気持ちこそが成長の秘訣、何事にも謙虚な姿勢で臨みます。
4 サービスの根幹はスピード、取り掛かりは素早く、積極的に対応します。
5 「閾値」を超えるため、何事に対しても初期投資を徹底して行います。
6 会計人として独立性に徹し、法令を守り、プロ意識に徹します。
7 絶えず企業の立場に立って考え、予測を上回る対応をします。
8 人生はコンクール、時間とお金と努力を惜しまず、小さなことでも一番を目指します。
9 関与先のために全力を尽くし、お互いに成長発展します。
10 地域に根付き、適正な利益を確保しながら地域No1の事務所を目指します。

私の好きな言葉「六中観」について

私は「六中観」という言葉が座右の銘といえます。「死中活有・苦中楽有・忙中閑有・壺中天有・腹中書有・意中人有」という言葉です。この言葉は、多くの政財界人を指導した陽明学・漢学者の安岡正篤先生が作られた(集めた?)言葉であります。
意味を簡単に説明します。

「死中活有」・・・どうにもこうにも動きがとれなくなったところに、はじめて本当に活きる道が見出せるということです。死んだ気になって腹をくくればどうにかなる、とも言えます。

「苦中楽有」・・・・苦とか楽というものは相対的なものだ。苦の中に楽があり、楽の中に苦があるというところです。

「忙中閑有」・・・・これはよく知られている言葉ですが、忙の中の閑でないと本物ではないと言えます。

「壺中天有」・・・・この言葉は耳慣れないかもしれません。これは別天地とか別世界とも言われておりますが、「後漢書」に出ている故事だそうで、俗世間に生きていても、その中に自分だけの世界、別世界を持つことが大切である。また、それを求めていくことが大切であるということです。

「腹中書有」・・・・腹の中に書があるように、信念・哲学を持って行動していくことが大切である。「座右の書」があるかともいえます。

「意中人有」・・・・これは、意中の人がいるか、ということではなく、事業を起こす際や人事を行う場合などに、いつもこれぞという人を持っている必要があるということです。

私は、現在税理士として独立してまだあまり経っておりませんが、中小企業の皆様のお役に立つこと、地域社会に貢献することを目指し、もっか事務所の能力向上に努めております。
どうか、皆様もこんな厳しい経済状況ではありますが、「死中活有」でやっていっていただきたいと願っております。